職員募集

事務


先輩職員のメッセージ

外来事務

M.Yさん(2018年入職・志學館大学人間関係学部卒)

ーこれが私の仕事

病院の外来窓口での受付・会計・診療費の計算・電話対応など。

外来事務では、主に窓口業務として受付・診療費の計算・会計を行っています。病院窓口は病院の顔でもあり、患者さんの不安な気持ちを少しでも取り除けるよう、迅速かつ丁寧な対応を心がけています。また、窓口業務以外では、毎月、診療報酬請求事務を行って診療費を各保険者へ請求するための、診療報酬明細書(レセプト)を作成しています。この請求事務は、病院の収益に関わる重要な業務となっています。
私個人の担当業務としては、交通事故に遭われて受診された患者さんの診療費を請求する「自賠責保険」の担当をしています。損害保険会社の担当者と直接やり取りしながら、事故に遭われた患者さんが安心して通院できるよう、手続きや各種診断書・請求書の作成を行っています。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

「本当にありがとう。あなたがいてよかった」の言葉がうれしい。

私が担当している「自賠責保険」の中で、非常に複雑なケースがあり、患者さんご自身で請求手続きを行わなければならない事例がありました。その手続きは、患者さん自身の負担が大きく、手順も複雑でわかりにくかったため、ご本人は非常に不安がっていらっしゃいました。そのため、何度も患者さんとお会いしサポートをすることで、無事に診療を終えることが出来ました。その際に、患者さんから「本当にありがとう。あなたがいてくれてよかった」と声を掛けて頂き、この仕事をしていてよかったと感じました。

ー私が医療生協を選んだ理由

地域の人々とのつながりが強いことが魅力です。

医療・福祉を提供するだけではなく、社会保障制度の充実や地域での保健予防活動にも力を入れており、地域住民の声を直接聞く機会が多く、地域とのつながりが強いため興味を持ちました。実際に組合員活動などで地域の方々と交流することがあり、その際に困りごとを直接伺う機会が多くあります。病院や職員への要望などを直接お聞きして、日々の業務の見直しにつなげていくことができます。

ー職場の雰囲気

他職種の同期職員ととても仲がいい。

他職種の同期職員との仲が非常に良く、医療用語でわからないことは専門職の同期職員に聞いています。また、プライベートで一緒に過ごすこともあり、オン・オフともに充実しています。

入院事務

K.Mさん(2016年入職・宮崎公立大学人文学部卒)

ーこれが私の仕事

病棟の患者対応、入院費の計算、社会保障制度の案内など。

病棟事務では、前日入院した患者さんのカルテを詳細まで点検し、入院理由・入院経路・健康保険証・既往歴などの情報を整理し電子カルテに登録する業務があります。また、翌日退院する患者さんの入院費の計算を行います。入院期間中に行った医療行為や食事回数、退院先や退院時の薬の処方などを確認して計算し、請求書を準備しています。
併せて手術や検査などの同意書や他院からの紹介状、医療処置の記録などを電子カルテに取り込みを行います。患者さんやご家族の対応も行っており、入院された患者さんへ少しでも医療費負担が少なくなるよう限度額認定証の案内や手続き方法を説明しています。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

医療・社会保障制度のご案内で、患者さんの不安を一つ減らせます。

入院となると、入院費のことで金銭的な心配をされる患者さんが多くいらっしゃいます。入院されてから、早い時期に限度額認定証(高額医療制度)の案内をすることで、「安心しました」「そんな制度があることを知りませんでした。教えてもらえて助かりました」などという言葉をもらうと、患者さんの役に立てた気がして嬉しくなります。

ー私が医療生協を選んだ理由

医療行為だけでなく、地域での健康づくり活動をしています。

鹿児島医療生協は、地域に密着しており、他の病院以上に患者さんに寄り添っている病院だと感じています。「病院」と聞くと「医師が診察や治療をする場所」というイメージが大きいと思うのですが、医療生協は、診療だけでなく地域の方がより健康に暮らしていくための健康づくりの活動や組合員活動を行っており、地域住民との交流を大切にしています。

地域連携

K.Tさん(2018年入職・鹿児島国際大学福祉社会学部卒)

ーこれが私の仕事

患者さんの相談窓口・アドバイスやサポート、入退院支援など。

地域連携室では、患者さんやご家族からの医療保険や介護保険などに関する相談に対するアドバイスや患者さんの入院・退院の支援を行っています。時には、患者さんと一緒に諸制度の申請手続きに同行することもあります。また、行政や他の医療機関や施設との連携を図り、患者さんの診療情報を共有し、社会保障制度の活用を行っています。
私は現在、急性期病棟の担当をしており、患者さんやご家族へ入院前の生活などの聞き取りをし、治療が終了した患者さんや病状が安定した患者さんが希望される退院後の生活を送れるよう、他の施設や行政と連携を取りながら調整を行っています。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

患者さんが望む生活を送れるように支援できること。

当院入院前に、ある施設に入所していた患者さんがおられました。当院への入院をきっかけに、退院後は他の施設への入所を検討する必要が出てきました。ご本人やご家族の意向を確認し、希望に沿える施設を検討し、入所できるよう手続きを行い、退院後に無事入所することができました。
退院してから数か月後に、入所した先の施設のスタッフから「○○さんは、これまで以上に明るく、施設での生活を楽しんで過ごされていますよ」と聞いた時は、嬉しく思いました。また、保険証を持っていない方や身寄りのない方が救急搬送されたり、入院されたりすることがあります。
その際に、必要とする社会保障制度を活用することにより治療を行い、治療後にその方が望む生活を送れるよう支援することにやりがいを感じます。

ー私が医療生協を選んだ理由

無差別・平等の医療の実践に関わりたい。

鹿児島医療生協は、差額ベッド料をいただかない制度や、無料低額診療事業など無差別平等の医療を実践しています。貧困などの経済的な問題を抱える方が安心して医療を受けられる制度を、独自に実施している当組合のソーシャルワーカーになりたいと思いました。
また、組合員をはじめとした地域住民との関わりも深く、協力し合いながら、「医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供する、地域包括ケアシステム」の構築を目指していることも興味をもったきっかけです。

診療録情報管理

M.Tさん(2010年入職・琉球大学法文学部卒)

ーこれが私の仕事

DPC関連統計業務や全国がん登録を担っています。

医師事務補助課の主な業務内容としては、患者さんから依頼される診断書や各種書類の代行記載、診療録記録の管理、診療情報等の各種統計業務、電子カルテのシステム管理、DPC(診断群分類)関連統計業務、全国がん登録があります。
「診療情報管理士」の有資格者も複数名在籍しています。その中で診療情報管理係として、私が主に担当しているのがDPC関連統計業務と全国がん登録です。DPC関連では、日々の退院患者の診療情報が正しく記録されているかの点検や、DPC対象病院に義務付けられている厚生労働省への入院患者及び外来診療データの提出を行っています。
また全国がん登録は当院で初回の診断・治療が行われたがん患者を県に対して届け出を行っています。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

医療の安全や質・病院の経営を各種データをとおして支えています。

診療情報管理係として業務を行う上では様々な知識が必要で、日々学ぶことの連続です。新しい知識を身に付けながら、厚生労働省へのDPCデータ提出を遅延なく正確に遂行することや、診療情報データの加工・編集・分析を通して医療の安全管理、医療の質の向上及び病院の経営・管理に寄与できているという点にやりがいを感じています。

ー私が医療生協を選んだ理由

地域になくてはならない存在だと実感できます。

地域の組合員が積極的に様々な活動を行っており、職員も一緒になって取り組みを行うことも多くあります。医療・介護サービスの提供だけでなく、健康づくりや住みよいまちづくりに取り組む中で、地域から必要とされている存在であると実感できることも医療生協の特徴であり、魅力だと思います。

医局秘書

S.Hさん(2015年入職・鹿児島大学教育学部卒)

ーこれが私の仕事

医師の診療体制・スケジュール調整をしています。

医局秘書の重要な仕事は、医師のスケジュール管理です。医師の毎月の診療体制を組み立てたり、日々の診療体制の調整を行なったりしています。医師が学会や出張に参加する際の航空券・宿泊先の手配や、外部からのアポイントの調整も行っています。

一番うれしかったことにまつわるエピソード

医師や多職種と関わる機会が増え、チーム医療を実感します。

医局秘書に配置され、それまでと大きく変わったことは多職種の職員と関わる機会が増えたことです。全職種と関わりが深い医師の側で秘書として働くことで、それまであまり話す機会がなかった職種の職員と話をすることが増えました。このことで、多職種との連携の大切さを以前よりも実感することができています。
また、他職種の業務内容を知る機会も増え、職員たちが頑張っている姿がとても刺激になっています。医局秘書としてサポートできることがないか、日々考えながら仕事をしていると多職種の中での自分自身の役割を考えることができ、とてもやりがいを感じています。

ー私が医療生協を選んだ理由

地域に積極的に出ていく活動に魅力を感じました。

大学で行われた合同説明会でのブースに立ち寄ったのがきっかけでした。そこで、経済的な問題で受診が困難な方へ無料低額診療事業などを行っていることや、病院内での医療活動だけではなく、地域での健康チェックなどの保健予防活動・まちづくり活動を行っていることを知りました。
大学で地域社会について学ぶ機会が多かったこともあり、地域住民の医療・介護・保健予防活動に密接に関わる当組合の活動に興味を持ちました。現在も地域の組合員活動に参加することがあり、直接地域住民と会話することにより、地域の中での役割を考える機会になっています。